7：05　自宅発⇒7：48　立川北発ML⇒8：13　日野BS高速バス⇒10：10　平野→11：25　石割山→12：15　平尾山昼食　：45　下山開始→13：25　大平山→14：50　山中湖下山／紅富士の湯入浴16：10　ホテルM富士BS⇒17：55　日野BS⇒19：00　立川経由帰宅（交通費　ML￥200×2　高速バス￥1,550＋1,500　入浴料￥700）

数人の登山者が愉しく昼食中の石割山山頂、美味しそうなスープの臭いが漂う。高速バスの車窓からは雲ひとつない秀麗を魅せていた富士山だったが、期待に反し雲にお隠れ。温かいコーヒーで一息入れ、雪深い急斜面を西に下る。3日前の積雪は20センチ程だが吹き溜まりは更に深い。樹木に未だ着雪した雪景色が麗しい。寒さにかじかむ手、夢中でシャッターを切る。老年男女のグループが休憩中の平尾山の頂きで見えない富士を思い描きながら昼餉。山中湖と展がる雪景色が爽快。やがて山ガールや山ボーイがやってきて賑やか。ダウンアップを繰返し大平山を越え山中湖畔に下山。冠雪の富士が迫る筈の「紅富士ノ湯」でゆったり湯に浸かり一年の疲れを癒す。

平尾山山頂で昼餉
絶景富士山は雲にお隠れ
大平山と山中湖の冬景色

薬師岳と富士（鳳凰三山7月）
冠雪秀麗富士（石割山1月）

今年も幸い健康に恵まれ、ほぼ毎週、昨年と並ぶ50回の山登りを愉しむ。中高年に若者も加わり登山ブームに沸く今年は富士山が世界文化遺産に登録された。これを機に山麓の自衛隊基地、演習場の撤去が叶えば良いと念じたが残念。当方にとっては富士山は遠くから眺める山であり、霊峰、当面登る積もりは無い。富士山ブームが加速し自然が荒らされない事を祈る。今年もお陰様で幾度も秀麗富士に魅せられたが、一番の富士山ショットは鳳凰三山観音岳から薬師岳越しの富士山。絵になる景色である。今年富士山に出逢った回数を調べてみると18回、雲に隠れて見えなかったのが10回、山行の過半が絡んでいる。晴天を選んで山登りをしていても雲隠れが多々あり、逢えたら幸運。今日は残念ながら秀麗富士が見られなかったので、1月の写真を掲げる。今年も数多の写真を撮った。ベストショットは鳳凰三山の観音岳から地蔵岳を撮ったカット。芦安中学のグループが上手く配されスケールの大きな写真で気にいっている。様々な草花にも巡り逢ったが、ベストフラワーは残雪の守門岳のキクバオウレン。地味な花だが黄色く輝く個性的な姿を上手く捉えた。次は皇鈴山のトウゴクサバノオ、米粒程の小さな花を腹這いになって接写、可憐な姿が優しい。秋にはムラサキシキブや初見参のサネカズラなど彩り鮮やかな木の実に遭遇。願わくば来年も穏やかな年になります様に。人生の秋季、雄大な自然に浸り、季節を楽し夢。

7：00　自宅発→7：19　鷹の台／登戸／小田原／熱海⇒10：00　宇佐美→11：35　大丸山（502m）→11：50　阿原田峠→12：20　巣雲山昼食12：50　下山開始→14：26　宇佐美駅発JR⇒17：45　帰宅（交通費￥1,700×2　特急券￥600×2）

海が見たくなり伊豆へ向かう。宇佐美から北の尾根を伝う「みかんの花咲く丘（阿原田）コース」を進む。収穫中の農婦さんに挨拶するとみかんを分けてくれる。感謝。今日はこれだけで満足、好い気持ちで歩を進めると前回の山行で初めて逢ったサネカズラに再会。数多の実が赤く輝く。歓喜。分岐から数年前の松が谷山行のルートに合流し高度を上げる。大丸山の展望台からは紅葉と相模湾の絶景が素晴らしい。爽快。カヤトが広がる巣雲山からは秀麗富士、沼津アルプスや駿河湾、天城山などの大パノラマが展開する。強い西北の風を避け展望台下のベンチで昼餉。帰路、小田原でシソカマボコとビールを購いロマンスカーに駆け込む。車窓からは丹沢の山並越しに富士山が優しく微笑む。

青空に大丸山（中央）と巣雲山（左奥）  大丸山は静岡県や宇佐美の森を守る会が 杉林を伐採し広葉樹を植林、強引だが 宇佐美の海と富士の展望を創造
峠から海を見ながらのんびり下るツアーハイカーで賑わう

天覧山を北に下った鞍部
谷津の里の柔らかい紅葉が広がる
長閑な里山歩きに心満たされる

8：20　自宅発→8：44　鷹の台発西武線⇒9：38　高麗駅→11：30　天覧山→12：05　多峯主山　昼食　12：40　下山開始→14：25　飯能駅西武線⇒15：30　帰宅（交通費＝￥360＋330）

巾着田周りを畝る高麗川に掛る沈下橋「ドレミファ橋」を渡る。小魚の影が濃い。奥武蔵自然歩道の林で甘酸っぱいフユイチゴを摘んでいると数人の老年男性グループがやってくる。植物観察の様だ。クヌギ等の紅葉が広がる静かな森、優しい風に落葉がサラサラと舞う。開けた草原「ほほえみの丘」はススキが陽射しに輝きセンダンが黄色い実を付ける。西武が杉林を伐採し雑木林に復元する取組みを展開している。天覧山を北に下った鞍部、懐かしい田園風景が広がる谷津の里は飯能市や自然を守る会により保護活動が行われている様だ。登山者で賑わう多峯主山で昼餉後、御嶽八幡神社の急斜面を下り吾妻峡へ。前回までは車道を歩いたが河原ルートが設定され、紅葉が水面を写す入間川に沿い川音をBGMに逍遥。

7：20　自宅発⇒8：01　立川駅JR⇒9：30　富士急線東桂駅→9：45　登山口→11：50　倉見山　昼食　12：30　下山開始→14：00　寿駅下山　14：38　寿駅発富士急／JR⇒17：30　帰宅

柔らかい落葉を踏みながらクヌギやシデ等の雑木林を登る。高度を上げると落葉松が黄葉を魅せ、赤松林の間から御正体山や杓子山が垣間見える。中腹、漸く目的の倉見山の頂きが見え始めた日溜まりでコーヒー休憩。西方には西桂辺りの街並越しに三ツ峠山や小金沢連嶺の山並がクリアに望める。霜柱が立ち寒い北斜面、最後の急坂を登り陽射しが溢れる山頂に至る。雪化粧の秀麗富士が優美な裾を広げ、遠く南アルプスの山並が浮かぶ。展望台の日溜まり、自然木のベンチで絶景を独り占めの優雅な昼餉。下山路は相定ヶ峰の分岐から堂尾山に至る尾根を微笑む富士を道連れに下る。霜月晦日、静かな秋、更け逝く秋。

青空に双耳峰が凛々しい倉見山
長い急登、登り甲斐がある
迫力富士の好展望、佳い山