7：15　自宅発→7：36　鷹の台発西武線⇒9：50　秩父鉄道親鼻駅→　11：50　美の山　昼食　12：20　下山開始→13：33　和銅黒谷駅⇒16：00　帰宅　（交通費　￥1,010＋880）

夏の盛り８月となったが、梅雨が戻った様な曇り空と涼しい日が続く。秩父鉄道の親鼻駅から仙元山コースを進むと陽射しは無いが湿気が多く汗びっしょり。中腹の林間では群生するウバユリが長い蕾を膨らませ開花寸前。高度をあげると清楚なギボウシと今を盛りに咲き誇るヤマユリが歓迎してくれる。静かな山頂広場で群れ咲くギボウシを眺めながらゆったり昼餉。和銅黒谷への下り、低い気温に油蝉は啼くタイミングを失い、晩夏のヒグラシが啼く。秩父の盟主／武甲山は雲の中。どうなっているのか、今年の夏。

ノリウツギが見事な川苔山山頂

6：00　自宅発／大菩薩ライン⇒8：30　一ノ瀬高原／作場平橋→　9：00　一休坂分岐→10：20　笠取小屋→11：00　笠取山　昼食11：40　下山開始→11：55　水干　12：55　シラベ尾根経由／笠取小屋→13：50　作場平橋下山⇒16：40　帰宅（走行距離　約168k）

ミズナラ、ブナ、イタヤカエデ等が枝を広げる雑木林、リョウブが花穂を伸し、ノリウツギの白い花が緑に映える。一休坂を越えた北沢の小さなせせらぎ、アオヤギソウが咲く落葉松林はおとぎ話の世界。清流が心地よい。笠取小屋から樹林帯を越えたカヤトの尾根、梅雨明けの晴天に雁坂峠の山並が美しい。昨年は幻想的な巻雲がたなびいていたが、今年は抜ける様な青空の笠取山を登る。多摩川の源流「水干（すいかん）」からシラベ尾根を経由して新ルートの横断道、深奥の林間、大形のキツツキ、アカゲラを捉える。

落葉松越しに大谷ヶ丸

4：00　自宅発／関越道所沢／湯沢IC⇒6：45　湯沢町登山口→8：20　下ノ芝→9：35　神楽ヶ峰（2,029m）→10：55　苗場山　昼食11：35　下山開始→14：35　登山口下山⇒18：00　湯沢／入間IC経由帰宅（高速料＝￥2,200＋2,450　走行距離＝約389k）

梅雨の晴れ間を求めて関越トンネルを抜ける。9年前は長野県秋山郷から小赤沢コース、今回は新潟県湯沢町から祓川（はらいがわ）コースを辿る。シラビソやダケカンバの茂る樹林帯に下ノ芝などの湿原が点在し、整備された木道を登る。高度を上げると一部に雪が残り、雪解けの路傍にはマイズルソウ、イワカガミ、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレンなどが咲き競い、ベニサラサドウダンが鮮やか。神楽ヶ峰の下りの雷清水で咽を潤し、急斜面を登り返す。雪がかなり残る高層湿原は雲が湧き、残念ながら展望は利かない。越後の遅い春、豊かな自然に酔いしれる。

山頂直下のブナ林