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秋田駒ケ岳(横岳 1,582m)〜乳頭山（1,478m）／縦走 秋田駒ケ岳八合目／横岳／湯森山（1,471m）／笊森山（1,540m）／乳頭山／乳頭温泉 |
10／01（土） 晴れ 単独 |
      秋田駒ケ岳八合目登山口  ／片倉岳展望台より北方に乳頭山を遠望
／紅葉の秋田駒ケ岳の最高峰・男女（おなめ）岳の西裾を巻く 男岳の裾越しに田沢湖、遠く鳥海山 ／男女岳と男岳の裾を阿弥陀池に向かい進む、向いは横岳 ／チングルマの紅葉     男岳鞍部から紅葉麗しい男女岳(1,637m)、阿弥陀池と周回木道、遠く岩手山 ／阿弥陀池と岩峰険しい横岳、火山群が織りなす絶景 横岳稜線より馬場の小路「ムーミン谷」を俯瞰、小岳と女岳（1,513m） ／男岳を振返る、登山者がいるのは横岳稜線 ／ナナカマドの実     横岳稜線から馬場の小路「ムーミン谷」を俯瞰する、左手は横岳の中央岩峰、中央は小岳、女岳 、右手は男岳（1,623m）、遠く田沢湖横岳大焼砂の紅葉と「ムーミン谷」、駒池も見える ／木道が伸びる「ムーミン谷」をZOOM、ピンクは紅葉するチングルマ ／タテヤマリンドウ |
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4：30 自宅発⇒泉／盛岡IC／R46⇒7：30 田沢湖高原／アルパこまくさ 7：42 シャトルバス⇒8：20 八合目登山口→9：25 阿弥陀池分岐→10：00 横岳→10：05 焼森→1１：20 湯森山→11：55 熊見平／宿岩（1,398m）→12：50 笊森山昼食 13：10 発→14：15 乳頭山 ：25 下山開始→15：00 田代平分岐→16：10 孫六温泉→16：45 休暇村乳頭温泉下山 入浴 17：33 羽後交通バス⇒17：55 アルパこまくさ⇒20：55 帰宅 (歩程＝7h55m）(走行距離＝234×2ｋ 高速料＝￥3,000×2 バス＝\630＋310 入浴料＝¥600）
10月最初の週末、見事な青空が広がる秋田駒ケ岳八合目登山口、数年来温めてきた乳頭山への紅葉絶景縦走がスタート。未明に霧の東北道を北上し盛岡から西進、雫石を抜け秋田に入ると思惑通り青空が広がる。麓の「アルパこまくさ」に車をデポ、週末のみ運行のバスで八合目まで上る。ニッカポッカに濃緑のロングストッキング、サファリハット、いつもの秋スタイル。男女（おなめ）岳の西麓を登った片倉岳展望台から振返る目的の乳頭山は凛々しく聳える。今山行は南に登った秋田駒ケ岳からUターンし北に向かうロングトレイル、最終ピークは遥か遠い。カメラを構える秋田大曲からの単独女性は楽天イーグルズの大ファンで数日前にも仙台に観戦に行ったという、お元気。田沢湖を望むトレイルを登り、草紅葉の木道を進む。阿弥陀池手前から男岳鞍部に向かい、横岳のやせ尾根を登る。左手には紅葉が美しい最高峰・男女岳、眼下に阿弥陀池と周回する木道、遠く岩手山の絶景。右手に女岳などの外輪山と「おとぎの国・ムーミン谷」を俯瞰。横岳の鋭い岩峰とチングルマのピンクの絨毯が広がる優しい草原の谷間。厳しさと優しさが同居、火山群が織りなす変化に富む素晴らしい秋景色、夢の世界。 |
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      紅葉の横岳北斜面から北方展望、左端に乳頭山 ／鮮やかなミネカエデの紅葉、焼森(1,551m） ／東方遠く早池峰山（1,614m） マイズルソウの赤い実／焼森を下り湯森山へ向かう、広大な紅葉山岳風景、乳頭山 ／ミネカエデの紅葉を抜け登る湯森山、遠く岩手山       湯森山山頂／湯森山中腹から秋田駒ケ岳、焼森を振り返る ／湯森山を下ると熊見平、緩やかなピーク・宿岩（1,398m）が遠望
草紅葉が美しい熊見平の湿原、宿岩が見える ／宿岩から湯森山、熊見平、秋田駒ケ岳を振り返る ／キャラボク（イチイ科）の赤い実      オヤマノリンドウ／笊森山の長い単調な登り、なかなか頂きに辿り着かない ／岩手山も迫る笊森山山頂で遅い昼食、30分ほどの遅れ目的の乳頭山がシャープな美景を魅せる ／岩手山（2,038m）と三ツ石山、小畚山の稜線が近い
／千沼ヶ原を俯瞰、周回はカット   笊森山の北尾根下り中腹から紅葉が麗しい笊森山を振り返る、最終ピークの乳頭山を望む、ワンダフル、右端は小ピーク      鞍部からゆったりと構える紅葉の笊森山、大きい 、中央に遠く秋田駒ケ岳、右手にこれから登る岩峰が厳つい乳頭山の絶景 これから国見温泉まで戻るというにかほ市からのご夫妻、健脚 ／最後の急登を耐える、山頂はもう直ぐ／鮮やかな赤はホソバベンケイソウ |
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乳頭山の山頂岩峰を振り返る、遠く岩手山
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紅葉が美し横岳から小さなピーク焼森を越え更に下る。東北らしい緩やかな広大な山並みが続く。トレイルは概ね良く整備されているが、湯森山への登りは狭い溝状で勾配は緩やかだが1m弱の段差が連出し登りにくい。湯森山でコーヒー休憩。湯森山を北に下ると湿原が広がる。この先も似たような広大な尾根が伸びる。中腹に怖い名前の熊見平の湿原。春夏には可憐な花が咲く様だ、草紅葉が麗しい。滝ノ上温泉から登り国見温泉へ向かう若い男女とスライド。岩の塊、宿岩を越え、更に笊森山への長い単調な登りが続く。なだらかだが偽頂きが幾度も現れ休み休み登る。乳頭山から八合目へ折返すという若い単独女性とスライド。漸く辿り着いた笊森山で昼餉。眼前に岩手山が凛々しい。マンゴープリンで元気をつける。予定を30分ほど遅れ、バスの時刻もあり周回予定の千沼ヶ原をカット。雄大な風景の中、笊森山を下ると目的の乳頭山がシャープな山容を魅せる。鞍部から振り返る笊森山は紅葉が麗しく雄大、立派な山だ。遠く秋田駒ケ岳が優しく見守る。山頂岩稜が険しい乳頭山へ登り返す。360度の山岳絶景が展がる山頂で数人の登山者と達成感を共有する。思惑通り登頂予定時刻を回復する。山頂で食す妻が用意してくれた梨とブドウが旨い。礼をして紅葉が麗しい北尾根を下り、田代平から孫六温泉へ下る。その後、大釜温泉へ出る予定がルートを誤り、歩程の長い休暇村・乳頭温泉に下山、予定のバスに乗り遅れる。次のバスを待つ間、温泉に浸かる。淡い土色のぬるめの内湯、乳白色の露天風呂、長旅の疲れを癒す。8時間の厳しいロングトレイルであったが紅葉絶景漫歩、秋田の秋を満喫、充実の山旅となる。 |
     360度の絶景が展がる乳頭山山頂、数人の登山者と達成感を共有／紅葉の西斜面を下る、向いは秋田駒ケ岳 ／田代平山荘草紅葉が美しい田代平の湿原から辿った縦走路の山並みを見渡す、左から乳頭山、笊森山、湯森山、秋田駒ケ岳、絶景かな    田代平に向かい木道を下る、遠く森吉山（1,454m） ／田代平の湿原を進む、向いは秋田駒ケ岳／休暇村・乳頭温泉に下山、温泉に浸かり汗を流す。乳頭温泉の多くの日帰り湯は15時まで受付、唯一この休暇村・乳頭温泉が17時まで受付とのこと。入浴予定はなかったが、怪我の功名で正解だったか。神のご褒美か。 |
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