7：15　自宅発⇒8：45　南蔵王登山口→9：35　前山(1,684m）→10：00　杉ケ峰→10：20　芝草平→11：10　屏風岳　：20　下山開始→12：05　芝草平昼食　：25　発→13：50　下山⇒16：00　蔵王酪農センター／帰宅 (歩程＝4h35mi)

西麓の遠苅田温泉から望む南蔵王には厚い雲が掛かる。天候が安定せず、宮城県は曇りだが山形県の晴れ予報に期待してエコーラインを上る。昨年、噴火監視設備ケーブルを埋設した道路の舗装復旧工事中。高度を上げ大黒天を超えた辺りから幸い雲が切れ視界が広がる。登山口から刈田峠へ湿原を下ると登山道整備工事が行われている。昨年夏、測量調査に出くわしたが、ようやく工事が実施された様だ。作業員にお疲れさまと声をかけて通過する。前山を越え杉ヶ峰を登るがすっきり晴れない、宮城側から雲が流れる。杉ヶ峰を下り、登山道の整備も終わったトレイルを進み、芝草平から屏風岳に登る。ナナカマドが赤い実を輝かせ、ミネカエデの紅葉が鮮やか。山頂でコーヒーを喫む。南側は雲海が広がり水引入道はお隠れ。不忘山まで縦走するという女性と山談義。芝草平に戻り広がる湿原の木製ベンチで昼餉。キンコウカの黄色い枯れ葉、チングルマの赤い紅葉、エゾリンドウやイワショウブの花殻が並ぶ、草紅葉が美しい。池塘の先に南屏風岳が麗しい。山形の女性三人組が靴を脱いで寛ぐ。渋皮煮がどうのと会話が弾んでいる。下山はビデオカメラを携えた男性と女性ガイドさんと前後して下る。9月長月も終盤、南蔵王は秋の盛り。

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