2021 山日記 


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南蔵王縦走/白石スキー場起終点/コガ沢コース
水引入道(1,656m)/南屏風岳(1,810m)/不忘山(1,706m)/4
06/06(日) 晴れ 単独


右手は深い渓、ハルセミと沢音をBGMにコガ沢コース  /小さなダウンアップの連続、途中で沢レベルに下る /樹間からカラサワ大滝
彩りのコイワカガミ/沢に降る鎖の岩場、前を下る若い単独女性 /ゴンゲン沢を渉る、左側からのコガ沢と合流地点、雪渓が崩れる 



ルートを外れた女性を誘導する、崖をトラバースし雪渓を渉る /シロヤシオが咲く水引入道の南尾根、厳しい急登 /シロヤシオ 
艶やかなムラサキヤシオ/ムラサキヤシオの先に不忘山の稜線を振返る  /厳しい登り、シラネアオイが励ましてくれる 



急登に耐え森を抜け展望が開ける ジャンボリーコースとの合流点・大日向から不忘山、南屏風岳、屏風岳の絶景、縞模様の残雪が美しい
水引入道を下った水引平、池塘の先は南蔵王の盟主・屏風岳(1,825m)  /主稜線への厳しい登り/春の花、ショウジョウバカマ



紫の鮮やかなスミレ/ムラサキヤシオ越しに後烏帽子岳(1,681m) /辿って来た水引入道を振返る、左は馬ノ神岳(1,551m)
雄大な風景の南蔵王主稜線、天空漫歩 /南屏風岳山頂で昼餉、遠く刈田岳(1,758m)、月山も見える /ミツバオウレン
 

610 自宅発⇒730 白石スキー場→925 コガ沢コース/徒渉点→1025 大日向→1035 水引入道 50 140 主稜線分岐→1205 南屏風岳昼食 :20 発→1305 不忘山 :15 下山開始→1510 白石スキー場下山⇒1635 蔵王酪農センター/帰宅 (走行距離=53×2K(歩程=7h05mi)


雪解けの花回廊、3年前にコガ沢からの登りに難儀し下山路を間違えた南蔵王縦走に再挑戦。深い渓から瀬音が響くコガ沢コース、根曲がりの樹木をまたぎ、小さなダウンアップが連続する。2時間ほど遡ったゴンゲン沢との合流点で岩場から沢に降りる。前を行く若い単独女性がルートを外れ誘導する。今年は雪が多かった様で雪渓が残る。残雪が崩れ激しく流れる沢、崖をトラバースして雪渓を渉るのは慣れないと怖いのか、ここで数組が引返した様だ。水引入道の南尾根急登に掛かる。シロヤシオの白が緑に映える急斜面、背後の不忘山を振返りながらゆっくり高度を上げる。森を抜け南蔵王の大展望が展がる大日向から、火山礫の滑り易いトレイルを登り水引入道の頂きに立つ。コーヒーを半分喫み小休止。予定より若干早い、好いペースだ。晴天予報であったがすっきり晴れない。池塘もある水引平へ下り尾根迄登り返す。厳しい。ムラサキヤシオに励まされてゆっくり登る。縞模様の残雪風景が美しい山岳絶景が展がる稜線を緩やかに漫歩、シャクナゲは未だ蕾だがミネザクラの花が咲き誇る。南屏風岳で前後して登った男性と山談義しながら昼餉。後は概ね下り、雄大な風景を眺めながら天上の花園を逍遥。ハクサンイチゲ、ユキワリコザクラ、ミヤマキンポウゲ等が可憐に咲き群れる。不忘山で残りのコーヒーを喫み、デコポンを食す。この周回コースはロングトレイルだが魅力的。実に山の王者、蔵王。


南蔵王の雄大な山岳絶景、不忘山と南屏風岳
周回ルート歩程=山と高原地図(昭文社)=7h00m、地図アプリ・YamaReco=7h22m、宮城県の山(山と渓谷社)=5h55m、何とかほぼ標準タイムで踏破できた



雄大な風景が広がる主稜線を不忘山へ向い南下する  /天空の花園、ミヤマキンバイの花が鮮やか /コヨウラクツツジ
稜線はお花畑、ハクサンイチゲ、ユキワリコザクラ、ミヤマキンバイ /端正な山容の不忘山へ登り返す /ミネザクラが艶やかに咲く



ハクサンイチゲがメインの花  /花の時期、日曜日、不忘山山頂は登山者で賑わう /咲き群れる可憐なユキワリコザクラ 
シラネアオイ/不忘山を下る、ハクサンイチゲと南蔵王に別れを告げる /南蔵王主稜線を下る20人程のツアー、七ヶ宿町へ縦走か


白石スキー場へ下る、遠く青麻山  /ムラサキヤシオとダケカンバ、オオカメノキのナイストレイル /麓近くでコケイランを見つける

 


 MAP