9：07　自宅発→9：12　市バス／JR⇒9：45　陸前落合駅→10：05　登山口→　10：35　モミの木広場→11：20　権現森南峰→11：50　アカマツ通り／北峰昼食　12：15　下山開始→12：30　活牛寺→13：25　南吉成／帰宅 (歩程＝3h05mi）

みちのく仙台にも桜の季節、3月31日気象台より桜開花が発表された。昨年より3日、平年より16日早い、観測史上最早となった。昨冬と同じようにバスと電車を乗り継いで、カタクリが咲く近場の里山へ向かう。JR仙山線を3駅乗り、陸前落合駅からスタート。前回は南口に出て遠回りしてしまったので今回は北口からショートカット。直ぐに見事な桜が迎えてくれる。雪の船形連峰も望める大沢橋を渡り、広瀬川縁りの葛岡コースの登山口に取り付く。赤松林の緩やかな尾根を進み、「モミノキ広場」のカタクリ群生地で春の妖精に再会。急坂を登り、2年前の早春、妻と北の活牛寺から登り、折返した稜線の鞍部でコーヒー休憩。傍らにはカタクリが咲き、春の使者シュンランが若芽色の花を開く。夢のお花畑。松尾神社の建つ南峰を下った主稜線に「カタクリの園」が広がる。春の陽射しを受けて艶やかに赤紫の花弁を反らせ群れ咲く。丁度桜の季節に咲くカタクリは春を代表する花だ。名残りのマンサクが咲くアカマツ通りを進んだ北峰の展望地からは遠く南蔵王の雪山が美しい。蕃山や太白山など馴染みとなった山を眺めながらゆったり昼餉。キブシが黄色い穂を下げ、コブシが白い花を散りばめる。４月卯月、陽だまりは春うらら。

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