8：30　自宅発⇒9：20　泉ヶ岳スキー場P→9：35　水神コース登山口→1０：30　水神→11：35　泉ヶ岳昼食　12：00　下山開始／北泉コース→12：40　三叉路→13：30　水神→14：10　スキー場P下山⇒14：50　帰宅 (歩程＝4h25mi）

絶好の晴天、スパッツを着け、陽除け止めクリームを塗り、サングラスを掛ける。ピッケルを携えスタート。天気図の本州の中央付近に広い間隔を持つ横線が一本、冬型が崩れ珍しい気圧配置、東北6県を含め広範囲に晴れ予報。冬のシーズンに数日しかない好天。蔵王の熊野岳・刈田岳を調べると、何と80％迄成長していた樹氷が先日19日の暴風で60％が崩れてしまったとの悲報。10年ほど前、吹雪で途中撤退した安達太良山に再挑戦するかと検討するも見送り。身近なベースフィールド泉ヶ岳をチョイス。トレースは深い雪でよく締まっている。水神からは勾配も急になりいつもはアイゼンを着けるが今年は雪が多く岩などが露出せず歩き易い。大岩の辺りと賽の河原は急登だが、ステップもあり、ピッケルを杖にしてアイゼンは着けずに登る。山頂を進んだ展望地で広がる絶景を眺めながら昼餉。風もなく穏やか。最高気温は3月並みの12℃を予想していたが、さすが山頂、手が冷たい。下山は予定を変更し北泉コース、トレースはしっかりしている。熊笹平まで下り三叉路まで登り返す途中で北泉ヶ岳に登って来たという単独女性と、三叉路でこれから北泉ヶ岳に登るという単独女性と遭い会話。元気で頼もしい。当方は北泉ヶ岳は登らずに南麓の鞍部を進み急坂を下る。左手に泉ヶ岳を道連れに深い雪の中を緩やかに下る。春にはサンカヨウ等が咲くお花畑の辺りでコーヒーを喫む。温かい、旨い。雪中の至福の時。雪に埋もれた樋沢川を渉り、合流した水神コースを進むと山頂で隣り合わせた男女に追いつく。「好い山でしたね」挨拶を交わして先行する。雪を愉しむ。冬を遊ぶ。

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