7：00　自宅発→7：27　東大和市発西武線＋JR⇒8：20　武蔵五日市バス⇒8：45　大岳鍾乳洞入口→10：35　馬頭刈尾根→11：25　大岳山昼食12：05　下山開始→13：45　御岳山→14：25　日ノ出山→15：20　つるつる温泉入浴　16：15　バス⇒16：47　武蔵五日市JR⇒18：05　帰宅（交通費　￥410＋520 バス￥470＋390 入浴料￥800）

年末恒例の奥多摩、青空が幸い。深奥の渓谷、大岳沢の沢音も絶え、尾根への急登を耐える。今シーズン一番の冷え込み、手が冷たい。陽射しが明るい馬頭刈尾根に飛び出すと冠雪が美しい富士山が樹間から顔を見せる。登山者で賑わう大岳山の頂き、雲ひとつない展望、広がる大パノラマが素晴らしい。御岳山から日ノ出山を巡り、つるつる温泉へ下る。
白い湯煙が弛とう滑らかな湯、体も心もほぐれる。激動の今年。東日本大震災に襲われ、津波の被害も甚大であったが、原発の放射能汚染は思案を超え壮絶。加えて近い人、親しい人の身罷り、辛い年となった。涙また涙。
幸い今年も数多の山に登った。被災者の鎮魂と復興を祈った福島の安達太良山は残雪の風景がインパクト、十数年ぶりに訪れた南アルプス北岳では可憐なミヤマハナシノブに再会した。南八ヶ岳の編笠山、権現岳では雲を突き抜け、予期せぬ広がる雲海の大パノラマを堪能した。大自然はおおらかに構える。大きな自然に癒され救われる。健康に感謝。妻や山仲間、お世話になった方に感謝。来年は良い年であります様に。今年の山を納める。

冠雪の富士山や扇山、権現山が連なる
長閑な風景の八重山山頂で昼餉
溢れる陽射しが温かい

8：10　自宅発→8：32　鷹の台西武線⇒9：30　高麗駅→11：05宮沢湖→12：10　天覧山（175m）→12：45　多峯主山昼食　13：25　下山開始→14：50　飯能駅西武線⇒15：50　帰宅（交通費＝￥360＋330）

小川に水車が廻る長閑な田園風景の巾着田から高麗川に掛る沈下橋、ドレミファ橋を渡る。クヌギやモミジの紅葉が陽射しに輝く奥武蔵自然歩道の高麗峠からゴルフコースに沿って宮沢湖を目指す。静かな湖畔を周回し南の檜林を巡って奥武蔵自然歩道に戻る。天覧山から先、前回ルートを間違えて能仁寺へ出てしまったので、標識に従い慎重に進む。紅葉が広がる鞍部から杉林を進み、急な石段を登り返すと明るい多峯主山に飛び出る。陽射しが溢れ、富士山や都心のビル群が見渡せる。東久留米から来た後期高齢者になったという男性と山談義をしながら昼餉。家族連れで賑わう慕われる飯能の里山、穏やかな秋が流れる。

賑わう鷹ノ巣山山頂の景色
カラフルなスタイルの山ガールも見える、南から吹き上げる風が冷たい

6：00　自宅発⇒6：46　立川駅発JR⇒7：20　藤野駅→8：20　金剛山→8：30　日連峰山→9：05　鉢岡山→10：45　石砂山→11：50　菅井下→12：45　峰山昼食→13：20　下山開始→13：45　大久和下山やまなみ温泉入浴　14：55　バス⇒15：43　藤野発JR⇒16：55　帰宅（交通費＝￥480×2　入浴料　￥600）

ガスが広がる金剛山の北斜面を登ると雲を突き抜ける。山頂には何故か拾八丁目の石碑が立つ。尾根を東に進んだ日連（ひづれ）峰山からは雲海に浮かぶ見事なパノラマが展がる。予期せぬ風景に感動。鉢岡山から篠原の里に下り、鮮やかな柔らかい美しい紅葉が盛りの石砂山（いしざれやま）に登る。山頂で丹沢の山並を眺めながら旨いコーヒーを喫む。菅井から登り返した尾根の日溜まりでツルリンドウに遭う。優し気な薄紫に心が和む。ロングトレイルの最終ピークは峰山。下山した大久和の「やまなみ温泉」、陽射しも高い露天風呂。贅沢な秋、心寛がる時。