9：15　自宅発⇒10：05　川崎町みちのく杜の湖畔公園⇒11：10　野草園／湿生花園　四阿昼食　12：00　発→12：１0　風の草原／退園⇒13：20　秋保温泉たいち／帰宅　(入園料S＝￥210、駐車場＝￥320）

盛夏、お盆の入り、禊萩（ミソハギ）の花を求めてみちのく杜の湖畔公園へ向かう。天気予報は概ね雨降りだが、曇り空で案外空は明るい。妻の休日で、少しくらい雨に降られても涼しくて好いと開き直る。レインコートと折りたたみ傘を用意。出掛けにパラパラと雨の洗礼、西に進むと幸い青空が広がり、釜房湖の橋からは蔵王の雁戸山、屏風岳はくっきり見える。ラッキー。妻の日頃の行いに神が青空を用意してくれた様だ。感謝。北地区の赤い屋根のゲートをくぐり、東方に沢を渡り湿生花園に分け入る。南方へ歩み、家畜舎の採草放牧地を巻いて展望野草園を巡る。思惑通り黄色い女郎花が鮮やかに咲き群れる。蒼い桔梗が楚々と伊吹防風が清楚に、車花が優しく咲き群れる。朱色の車百合が彩りを添える。優しい風情の野草の草原が広がる。素晴らしい、妻も笑顔。展望野草園の小さな丘を登る。残念ながら北の雁戸山は雲にお隠れ。森ではセミが鳴く。丘を下り北側を巡ると、咲き始めた吾亦紅が赤い臙脂の花を散りばめる。情緒があり大好きな花だ。小さな沼と細い流れが巡る湿生花園に向かう。目的の花、蝦夷禊萩は今を盛りに咲き群れる。赤紫の花が緑に映え美しい。吹き抜ける風が心地よい四阿でコーヒー休憩しながら湿生花園を巡る。山登りで何時も天気予報に振り回されているが、天気は難しい。晴れれば幸いと強い気持ちで向かうのが良いか。7日は二十四節季の立秋、広がる青空、広がる草原、可憐に楚々と咲く野草、風雅な秋の花に癒される。